くぬぎ七曲り・交流館ウォーキング 

 期 日  2023年4月1日(土)
 天 候 晴れ
 参加者 4名
  行 程  所沢駅(7:52)→飯能・東飯能・高麗川明覚(9:37)(乗合いタクシー)椚平大杉交流館多武峯神社→西川原(乗合いタクシー)→明覚(16:06)→高麗川・東飯能
飯能駅(16:59)(解散)
 今回の山行は,昨年の晩秋に行った山行のリピート版である。
前回の山行では,都幾川の山里には皇帝ダリアと寒桜のほかには花もなく寂しかったが,山村の雰囲気がとても良かったので来年の春にまた来ようと話し合った。JR八高線の明覚駅から乗合いタクシーに乗り込み,椚平の旧バス停で降りた。期待したとおり,椚平の山村は桜・花モモ・ツツジの色とりどりの花に包まれていた。各戸が,自分達の家のまわりに花木を植え,桜にしても何種類もの品種で名前を知らないものも多かった。この村落は,ツツジが多いのも特徴で,聞いてみるとまわりの山から採ってきて育てたとのことである。交流館を通り過ぎ,「越沢稲荷の大杉」を再訪し,抱きかかえて樹のパワーをもらった。ときがわ町は「巨木の里」で,児持杉(樹齢800年,幹まわり7m余),大カヤ,姥樫,多羅葉樹などの巨樹・古木がたくさんある。
 交流館に戻る途中の道端で土地の古老に会い,椚平の昔のことを伺った。太平洋戦争末期の東京大空襲の時は,遠く離れたこの山里からも焼夷弾に焼け焦がされ火の海となった東京が見えたとのことである。また小学校の高学年になると,峠を越えて隣の都幾川ぞいの学校まで歩いて通ったことなどなど。くぬぎむら体験交流館では,今回の山行の主目的の1つである「ひもかわうどん」を食した。ほうとうに似た幅広のうどんで,野菜や山菜だけの具沢山で,つゆがとてもおいしかった。今日は土曜日で,快晴に恵まれ,車やバイクや自転車で訪れた観光客も多かった。ここから前回見逃してしまった多武峯神社に向かう。地元の人に聞きながら,小高い岩山の頂上にある神社を訪ねた。この神社は,慶雲3年(706年)に,藤原鎌足の遺髪を大和国多武峯から遷して祀ったのが始まりと伝えられている。神社正殿の龍の彫り物が見事だった。そこから眼下の野中集落に向かい,西川原の旧バス停で予約した乗合いタクシーを待った。関東駅舎100選に選ばれた木造の明覚駅の桜に見送られ,飯能駅で解散した。
(ウォーキング)
                                                           
    
JR八高線の明覚駅
桜は,御車返し(一重と半八重)と染井吉野
花に包まれた椚平集落
正面は大築山
   
 菜の花,花モモ,ツツジ
花と新緑に包まれた山村
しだれ桜の回廊
   
ヒマラヤユキノシタ(雪の下)
民家の庭先
本日の目的の1つ 名物「ひもかわうどん」
くぬぎむら体験交流館
   
越沢稲荷の大杉
大杉からパワーをもらう
多武峯神社
奈良時代に大和国多武峯から分遷





    
     
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